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2012年3月期 アイフルグループの連結営業収益

アイフルの連結業績と営業損失や経常損失などの統計を公式サイト発表の資料から読み取っています。気になるアイフルの連結業績や営業損失、経常損失などの記載はこちらから。

アイフル関連の資料



2012年3月期のアイフルグループの連結営業収益ハイライト

連結営業収益

2012年3月期には同社を含めグループ企業の連結営業収益は、1,140億円(前期比21%減)となったと発表されています。 これは2010年6月に導入された総量規制の影響と利息返還請求に伴う債権放棄の高止まり等が響いている状況のようです。

この影響で営業貸付金残高が、4,550億円(前期末比24%減)となった事と、 販売金利引き下げの影響もあり収益率の低下が続いている状況です。

営業貸付残高関連に関して

貸付残高の減少と販売金利引き下げが営業貸付金利息収入が減少する要因となり、 現在もその状況が続いていると発表されています。

費用面では、利息返還関連引当金の繰り入れを行わなかった事や貸倒の減少がみられます。 貸倒関連費用は328億円(前期比49%減)となっていることからもその状況は数字に現れています。

また、コストの見直しと昨年7月に実行したグループ再編による事業効率化によって、人件費や物件費等が削減された結果、 営業費用は975億円(同42%減)となり、営業利益は164億円、経常利益は168億円となったと発表されています。

このほか、特別損益では、特別損失が39億円、特別利益が51億円計上されたと伝えられています。 その結果、該当期間の純利益は173億円となっています。

アイフル(単体)の営業収益の推移

2006年から2012年の営業収益の推移

2006年から2012年の営業収益のグラフ 2006年と2012年を比較すると約79%の落ち込みである事がわかります。

いかに消費者金融業界の激動が激しく、業界的に逆風が吹き荒れていたかが伺えます。

アコムやプロミスと比較しても同じ様な過去の傾向が見られます。 つまり、2007〜2008年から営業収益の下降傾向は顕著です。

しかし、プロミスに関しては営業収益の落ち込み率は大手の中では最も小さいレベルです。

プロミスの場合は2007年が3,912億円、2012年でも2,384億円程の規模を維持しています。 落ち込み率で計算すると39.1%の減少(※いずれも数字は3月期分)となります。

※詳細は2011年度のプロミス決算資料からをご覧下さい。


総合的には依然として存在感とブランド力は健在

キャッシング業界においてアイフルの存在感と知名度は、はまだまだおきいです。 収益面で現在の状況は厳しい状況が数字から見て取れますが、大きな波は乗り越えたと判断できるところまで来ています。

業界的には収益性が出しにくい状況になってしまっていますが、 過払い問題などの解決にも目処がつき一転して攻めの経営に転じている状況が今後も顕著に表れると思われます。 アイフルに関しても今後数年間の戦略が生き残りのポイントになりそうです。

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