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シンキ株式会社の経営状況(2012年〜)

新生銀行グループのシンキはノーローンで有名ですが、経営状況を確認してみましょう。新生銀行グループのノーローンサービスを展開するのシンキの経営状況を公式サイト発表資料をもとに記載しています。

キャッシング関連全般の資料



新生銀行グループのリテールバンキング

ノーローンで有名なシンキ株式会社ですが言わずと知れた新生銀行グループの会社です。

その他、新生銀行グループのリテールバンキング(個人、中企業向け)では、新生フィナンシャル、シンキ、 アプラスフィナンシャルなどが主要子会社としてコンシューマーファイナンスで構成されています。

これによって多様化する個人の顧客の金融ニーズに対して、幅広い金融商品・サービスが提供できる体制が取られています。 さらに新生フィナンシャルが「レイク」ブランドを「新生銀行カードローン レイク」として、平成23年10月1日より開始しています。

そういった体制の中、シンキは個人向け無担保ローンの積極的拡大を狙う戦略に位置づけられていると判断できます。 最近のシンキの経営状況を確認する上で業務粗利益の推移を記載いたします。

シンキの2008〜2012年の業務粗利益の推移(中間期)

シンキ業務粗利益推移

市中金利の低位と改正貸金業法の影響大

中間期時点の各年の決算比較になりますが、平成20年(2008年)と平成24年(2012年)を比較すると約69.8%減となっている状況です。

2012年度の中間期においては、 リテールバンキング業務(小規模・中小企業向け)では市中金利が低位で推移したことや金融市場の低迷などにより、 資金利益、非資金利益とも前年同期比減少したという報告が記載されています。

コンシューマーファイナンス業務(個人・消費者向け)では、 改正貸金業法の影響で引き続き貸出残高が減少したことが資金利益の減少の大きな要因となっていると分析されています。

「ノーローン」ブランドで個人向け無担保カードローンを提供しているシンキでは、 コンシューマーファイナンス専業会社からの借り入れを積極的に実施することで事業の基盤を強化する事を目指し、 それらの取り組みの継続・強化により、グループ全体の個人向け無担保ローン残高を早期に反転させ、 中長期的な利益確保に大きく貢献する事業に成長させる戦略を考えているようです。

その他、新生銀行関連の個人部門で、アプラスフィナンシャルを見ると中期経営計画で掲げた新しいビジョンのもと、 融資収益への依存からの脱却を目指している状況のようです。

具体的にはショッピング・クレジット、クレジットカード、決済事業という主要3事業を中心に、 他社との差別化を図る戦略を実行している状況のようです。

(※いずれも公式サイト資料の内容  株式会社 新生銀行 中間期報告書 2012 を参考にさせて頂いております。)

攻めの経営の転換期を見据えた戦略?

デフレ減少で経済が停滞し続けていた状況で、企業はもちろん投資を控え、 個人の消費が大きく落ち込んだ状況が継続されていた事が大きいです。 その他、改正貸金業法の影響で貸出残高が同業他社の最大手クラスと比較しても落ち込み率が大きかった事が響いている可能性が高いです。

アコムなども人員整理や無人契約機などの整理統廃合などを積極的に実施していた近年の動向があります。 具体的には2008年には1005台であったものが2012年には464台に減少させるなどを行ってきています。

特にシンキの場合も新生銀行のブランド力の高さと資金面での安定度が抜群です。 コンシューマーファイナンス業務関連の需要は今後も一定上の水準を保つ可能性も高いです。

経済政策の適切な実施で日本経済の情勢が上向きに修正されれば、 これまで経費の節減と経営の合理化で高収益体質を築き上げてきたキャッシング関連の各社の巻き返しが起こる可能性もあります。

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